BETTEI SENKYU -別邸仙久-

故郷(ふるさと)を想う

子供の頃にある淡路島の記憶。それは大人になった今でもふと思い出す幸せな時間でした。

大阪から毎年数回、祖父母の住んでいたこの家に来て
汗だくになりながら必死に手伝った玉ねぎ収穫、セミの鳴く中歩いて行った海・でっかいカブトムシが採れた虫採り・父に無理やり連れて行かれた肝試し…。

夏は一面に広がる玉ねぎ畑と天の川が見える星空、秋は稲穂が風になびく音と涼しい風、春は一面の菜の花畑、冬はトンビと一緒に高くまで上がった凧と空。

こうやって思い出しながら書いている文章を見るとまた懐かしさと恋しさで胸が締め付けられます。

しかし数十年が経ち、近年リゾート地へと変化している淡路島ですが、住む人が居なくなった伝統的な木造家屋は管理が難しく、空き家となっていたこの家と田畑を『貸しに出そうか。自分の代で潰すしかないのか。』と父は悩んでいました。

結婚をし育児と仕事に追われていた私は、その事を聞き久しぶりに淡路島へ。
そして淡路島全体に空き家が増え同時に田畑の劣化している風景を見て大きな衝撃を受けました。

この家を残したい。
自身の子供にも昔見たあの体験や風景を見せてあげたい。
どうすれば良いか必死で考えていた結果、この家で子供の頃の淡路島での思い出を体験できる場所にできればと考え、小さな息子2人を連れて淡路島に移住することに。

そして、移住で分らない事だらけだった中、家族や親戚・ご近所の方など、さまざまな方に助けられながら2021年、別邸仙久をOPENする事ができました。

淡路島の伝統的な木造家屋で、本当の淡路島を堪能していただけるよう、また大人も子供も時々思い出しては幸せな気持ちになるような思い出を作ってもらえるよう、しっかり準備をし皆様をお迎えしたいと思います。

                               

別邸仙久 オーナー